オートバトラーについて
こんにちは、たかしです。これはみすてむず いず みすきーしすてむず Advent Calendar 2023の 23 日目の記事です。
アドカレの記事にしようと思って書いたけれど微妙だったので没。
みすてむずは分散型 SNS であるMisskeyのサーバーです。
主に IT に関わる人が集まっているサーバーで、テーマはフリーです。
今回のアドベントカレンダー企画もテーマはフリーとのことなので、僕の好きなゲームについてお話しようと思います。
書く内容について
僕はオートバトラーというジャンルのゲームが好きです。
Dota Autochess に始まり、今では TFT というゲームや Backpack Battles というゲームを遊んでいます。
まずはこのジャンルの始まりである Dota Autochess の事からお話しして、その後の派生タイトルについて書いていきたいと思います。
Dota Autochess とはどんなゲームなのか
2019 年 1 月頃に Dota2 という超有名な MoBA の MOD として Dota Autochess が登場しました。
かなり流行して、2019 年 5 月までの間に 800 万人のプレイヤーを獲得したそうです。
その後は数々の派生タイトルが生まれ、「オートバトラー」というジャンルが確立されていきました。
ゲームの内容
プレイヤーは自分を含めて 8 人で、ショップから駒を買い自分のボードに駒を配置します。
そしてランダムなプレイヤーと毎ターンバトルをして、最後まで生き残れば勝利です。
特徴的なのは買った駒を直接操作できないことです。プレイヤーはバトルには関与できません。
これがオートバトラーと呼ばれる理由です。
また、駒を買うために必要なお金を得る必要があります。
これは毎ラウンド決まった金額がもらえるのに加えて、所持金に応じて「利子」を貰うことができます。
10G 毎に 1G もらえて、最大で 5G 貰えます。
お金の使い道にはショップの駒を買う以外にショップのリロールをすることが出来ます。
ショップに欲しい駒が無い場合にリロールをしてショップに並んでいる駒を新しくすることができます。
また、経験値を買うことができます。
経験値を購入してレベルアップをするとボードに置ける駒の数が増えたり、ショップに並ぶ駒の価格が強くなってより単体で強い駒を購入できます。
毎ターン駒を購入して自分のボードを出来るだけ強くし、それを他のプレイヤーとぶつけ合うゲームです。
他にもいくつか要素があって複雑ですが、基本的にはこんな感じです。
既存のゲームでは麻雀に似ていると言われています。
運の要素とそれをコントロールしながら自分のボードを作っていく様子が似ているのだと思います。
実際に見たほうがゲームの様子を理解しやすいと思うので Amaz というプレイヤーの動画を参考に貼っておきます。
彼は非常に楽しそうにプレイするので大好きです。
派生タイトルについて
Dota Autochess はかなり流行して、PC ゲームで遊ぶ人たちにはなかなか好評でした。
しかし、Dota2 に依存しているという大きな問題がありました。
Dota2 の MOD なので Dota2 のキャラクターを使用できる利点はありましたが、操作のしにくさや著作権の問題などで Dota2 上だけで展開していくのは難しいと判断されました。
そこで、開発元の Drodo Studio は自分たちのタイトルとして 2019 年 4 月に Auto chess をリリースしました。
これは Dota2 からは完全に独立していて、スマートフォン向けにリリースされました。
その後は League of legends 内で遊べる Teamfight Tactics(TFT)や Hearthstone で遊べる Battleground など、オートバトラーというジャンルが確立されていきました。
僕自身は Auto chess をたくさん遊びました。
その後は少し期間があいて TFT をさらにたくさん遊びました。
Battleground も遊びました。
それぞれ特色があって面白いです。
Auto chess
Dota2 の MOD だった状態から独立したタイトルとして Auto chess が生まれました。
スマートフォン向けとしてリリースされ、手軽に遊べるのがとても好評でした。
キャラクターはオリジナルですが、ゲーム内容としては Dota Autochess とほぼ同じです。
何故かベトナムで流行っていたらしく、ベトナムの人とマッチングすることが多かったです。
ゲームとしては面白かったのですが、駒の追加が少なく環境の変化が無いので飽きやすいという難点がありました。
また、他のオートバトラージャンルと比べるとプレイの再現性が高く、強い構成を無限にやり続けることがレートゲームにおいて最適解になってしまっていました。
初期の頃にかなりやりこんだのですが、飽きてしまってやらなくなりました。
Hearthstone Battleground
通称「バトグラ」と呼ばれるゲームで、デジタルカードゲームである Hearthstone のカードやキャラクターでオートバトルをします。
Hearthstone は今でこそ人口は減りましたが、バトグラのリリース当時はかなり盛り上がりました。
Hearthstone 特有のランダム要素によって何が起こるかわからない楽しさがあります。
TFT
League of Legends(LoL)のゲームモードの一つとしてリリースされた TFT は LoL の人口の多さもあってかなりの人気になりました。
現状の Autochess ライクなゲームの中ではたぶん一番人口が多いです。
Autochess の「同じ駒ばかりで飽きる」という問題点を、3 か月程度のシーズンごとに駒をごっそり入れ替えるという荒業で解決しています。
プレイヤーはその都度覚えなおしになるので大変ですが、飽きない楽しさはあります。
また、駒以外にも様々な効果のあるオーグメントという要素でゲームごとに違う展開になりやすくしています。
僕は TFT をかなりプレイしました。
今までの累計試合数は 3100 試合ほどで、1 試合がだいたい 35 分ほどなので 1800 時間程度遊んでいる計算になります。
特に SET8.5 と呼ばれるシーズンはかなりやりこんで、日本サーバーで 50 位以内に入りました。
とても嬉しかったです。
TFT はシーズン毎にかなり面白さに幅があるのですが、今のシーズンである SET10 はかなり面白いです。
最近はあまりやっていなかったのですが、またやり込もうかなと思っています。
りーりさんという有名なプレイヤーの動画です。
オートバトラーの現状
Autochess がかなり人気になってから年月も経ち、オートバトラー系のゲームは人口が減り続けているのが現状です。
最近は FPS タイトルが人気で、ストラテジー系のゲームは流行しない感じがあります。
そんな中で Backpack Battles というゲームが話題になりました。
インベントリにアイテムを詰め込んでオートバトルするというゲームで、独特の面白さがあります。
最後に
オートバトラーはアクションが苦手な人でもリアルタイムな対戦を楽しめるジャンルです。
皆さんも是非プレイしてみてください。